2015年07月15日

〜決戦のゆくえ〜エクステンデッド・エディションに期待するもの

ホビット〜決戦のゆくえ〜のエクステンデッド・エディション(EE)の噂も
そろそろ聞こえてきたようなので、
自分なりの期待と要望を書き綴ってみました。

●アーケン石はどこへ行った?
ドワーフ至高の財宝とされたアーケン石なのに、その後の行方がさっぱりわかりません。
いったい誰の所有となったのか、
どういう扱いとなったのかをきちんと描いて欲しい。

●戦勝者は? エレボールの財宝の分前は?
ドワーフ・エルフ・人間・オークが入り乱れて戦った戦争ですが、
結局どこが どう勝って何を得たのか、戦争後エルフとドワーフの確執は改まったのか?そのままなのか?
エレボールの財宝は誰が管理することになって、
バルド率いる人間達は未払い分をちゃんと受け取れたのか。
原作を知らない観客にも分かる形で収めて下さい。

●ドワーフ達にもっと活躍の場を
CGで制作された戦場のシーンはそれなりに見どころも豊富で、これは監督の技量の高さを感じますが、
やはり長すぎで、水増し感が強い。
Mobシーンが多すぎて主役のドワーフ達の印象が薄くなってしまってます。
ドワーフ一人ひとりの描写が難しければ、
せめてゴブリン町や急流下りのシーンで見せたような
胸のすくようなチームプレイを最大のクライマックスシーンでも見たかったものです。

●ガンダルフとガラドリエルの関係を
第一部公開以前から匂わせていたガンダルフとガラドリエルのロマンス(??)
瀕死のガンダルフをガラドリエルがかばう姿は映像的にも素晴らしかったのですが、その後がいけません、
二人の関係が投げっぱなしになってます、これもどういう形になるにせよ、きちんと決着をつけること。

●キーリの仇をちゃんとタウリエルに取らせる
物語の流れからして、ボルグのトドメを指すのは、やはりタウリエルなのですよね、
それで初めて戦闘に意味付けが出てくる。
それが結局レゴラスが最後まで倒してしまったために
戦闘がタダのアクションシーンで終わってしまってます、
それ故、見ている観客側にも達成感が乏しい。
せっかくキーリの最期をタウリエルが目撃するというシーンまで作ってあったのに、残念です。


映像的にはボリュームたっぷりだったので、それなりに満足感もありましたが、
「物語」の角度から見ると、まだまだ締めくくられていないところが見受けられます。
これぐらいのことは製作者側もとっくに承知のはずですが、
映画も三部作目となると、制作スケジュールも もはや限界だったのかもしれません、
取り敢えずベストは尽くしました、と言った感じ、
自分としては映画のホビットは2.5部作、といったところ、残りの0.5がEEにて少しでも補完されることを期待します。
EEというより、ほとんどリメイクになりそうですけど。

一部の人達には映画化はファンイベントみたいに扱われていますが、
それだけではなく、
映画というものは一度作れば、半永久的に残るものです、
自分が楽しんだら終わり、ブルーレイディスク買い尽くしたら終わり、といったたぐいのものではありません。
映画はファンのオモチャで終わることなく、
数十年後の観客にも感動やメッセージを届けることのできる
優れた創作物であり続けてほしいものです。end


posted by フェルマータ at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 破れた冒険家の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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